Blanc-neige

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*大英博物館 古代エジプト展

2012/08/01*Wed*



六本木にある森アーツセンターギャラリーで開催中の、
大英博物館 古代エジプト展へ行ってきました。

公式サイト


六本木ヒルズは迷子になるから嫌いなんだけど、
森美術館は何度か行ったことがあるので、
なんとか迷わずたどり着けました。



エレベーターホールへの入り口。

チケット購入後、森美術館や展望台と同じく、
52階まで高速エレベーターで上がりますが、
展望フロアの53階へ続く長いエスカレーターはのぼらず、
その手前で右へ行くと、森アーツセンターギャラリーがあります。

このフロアにはコインロッカーがないらしく、
チケットカウンターのある階にロッカーがあれば、
荷物はそこに入れて来たほうがいいっぽいです。。。

たしか53階にはあるのになぁ。





さて、今回の展覧会は
「BOOK OF THE DEAD」
死者の書がメインです。

展覧会のサブタイトルも、―『死者の書』で読みとく来世への旅―
となっていて、古代エジプト人の生死観や、死後の世界観が伝わってきます。



目玉は37mにも及ぶ長さのパピルスに記された「死者の書」です。



その前にまず、
太陽信仰や、様々な姿をした神や、死後の再生・復活、そして永遠の命など、
古代エジプトの人々が創り出し、信じていた、
その生死観を予習するような形で展示を見て行きます。


冥界の王オシリス神と、その前で行われる審判、
死後どんな儀式があって、どんな経過を経て、どんな世界へ行くのか、
といったことが簡単にわかるように描かれたパピルスや、
儀式に使われる道具の模型などが見られます。

また、死者の書の一部が書かれた、さまざまな物、
例えば木棺やミイラ包みなども見られます。

死者の書というのは、つまり、
死後から来世まで、死者が迷うことなくたどり着けるためのガイドであり、
それを邪魔するものから守る呪文でもあったようです。




展示物は、死者の書が書かれたさまざまな物であったり、
心臓などをかたどった護符や、
ミイラを作る際に取り出された内臓を入れておくカノポス、
棺や、供養碑、審判に使われる道具の模型など、
とにかく「死者」や「死者の書」にまつわるものばかりです。



ミイラの展示も2体ほどありましたが、
どちらも布で包まれたままなので、
中の人を見ることはできませんでした。



で、あれやこれやと予習させられた上で、クライマックスに登場するのが、
全長37mのパピルスの巻物「死者の書」となります。



数十cmくらいずつにカットされていますが、
状態はとてもよく、
絵も文字(といってもヒエログリフですが)も、鮮明に見ることができます。

主に挿絵に対して、細かく解説が付けられているので、
文字は読めなくても、だいたい何が記されているかがわかります。





こうやって見ていると、古代エジプト人の信じた死後の世界観というのは、
一体誰が考えたのかわかりませんが、
とても綿密に創造され、また徹底して流布されていたのだなと感じます。

何をつかさどる神様はこういう姿をしている、だとか、
死んだあとはこういう経過を経て、来世で永遠の命を得る、
といったような、目に見えない、誰も確かめようの無いことを、
取り決めて、信じ込ませる、というのは、
一体どういう力なんだろうかと、少し恐ろしくもありました。






そういう展示なので、ポストカードもなんだか地味めで、
欲しいのがなかったかな。。。

エジプト展には必ず置いてあるような、
ハガキ~B5くらいまでのパピルスだったり、
アンクやウジャトなんかをかたどったストラップとピンズ、
人型棺の形の派手なボールペン、
クッキーやチョコなどのお菓子類、とか、
あまり目新しいものはありませんでした。


ただ、夜道で車のライトなどに反射するグリミスが、
ピラミッドやアンクやウジャトの形になっているのがあって、
ちょっと面白いなと思って買ってみました。

古代エジプトの人々を守っていた神様や護符が、
現代の歩行者の命をも守るなんて!
面白いじゃないですか。


アンクやウジャトの、わかる人にはわかる、みたいな形は、
ちょっとなぁ。。。と思って、
単なるアクセサリーとしても通用するネコの形のにしてしまいました。

早速通勤用のバッグに取り付けましたが、
ネコのね、首のところが、グニョグニョ曲がるので、
そのうちねじ切れてしまいそうな気がします。






この展覧会は、死者の書を中心に、
ほぼ死後の世界観だけにテーマが絞られているので、
古代エジプトの、遺跡や歴史やロマンなんかが好きな人や、
エジプトって言ったらピラミッドにミイラ?というような人には、
たぶん、ちょっと向かないかもしれません。

お子様向けのガイドブックやキャプションも用意されてはいますが。
エジプト展の中でも、ややマニアックな部類じゃないかと思います。




護符など小さい展示品もありますが、ほとんどが大きめのものなので、
一つの作品にひとだかりが出来ることはなさそうでしたが、
暑さがゆるんで会期末が迫る9月には、混雑してくると思います。
興味のある方は夏休み中だからと後回しにせずに、
早いうちに行ったほうが良さそうです。


東京展は9月17日まで開催。
そのあとは福岡に巡回します。


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