Blanc-neige

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*ベルリン国立美術館展

2012/08/25*Sat*

立秋を過ぎ、日も短くなって来ましたが、
まだまだ残暑は厳しいですね。

うちは、お盆と夏休みがとりわけ忙しい職場で、
日々の残業による疲れと睡眠不足、眼精疲労に冷房病も加わって、
毎年のことですが、自律神経に異常を来しています。。

休日も、疲れと、溜め込んだ家事や、食糧の買出しに追われて、
とても遊びに行けるような元気や暇はなかったんですが、
ようやく忙しさもやわらいで、

(と言っても1時間くらい早く帰れるようになった程度だけど。。。)

気持ちに少し、余裕が出てきたので、
前から行きたかった展覧会をハシゴしてきました。






まずは上野の国立西洋美術館で開催中の、
ベルリン国立美術館展」学べるヨーロッパ美術の400年。

ベルリン国立美術館、というのは、
そういう名前の美術館があるわけではなく、
市内に林立する多くの博物館や美術館群の総称です。

普通、〇〇美術館展、という名前の展覧会であれば、
ほぼ全てが〇〇美術館所蔵の作品になるわけですが、
今回は複数の美術館から作品が集まっているので、
出品リストのそれぞれの作品に、どこの所蔵品かが書かれています。




目玉は何と言っても、上の写真にある、
フェルメールの「真珠の首飾りの少女」みたいですね。
初来日ということで。

フェルメールと同じく人気のあるレンブラント作品も出展されていて、
また、同じ上野公園内にある別の美術館でも、
フェルメールやレンブラントの作品が見られる展覧会が開催されているため、
混雑しています。

入場待ち時間は(たぶん)ありませんが、
作品の前は人が多くて、ちょっと見づらいですね。




あの、ひとつ不満を言わせてもらうと、

フェルメール作品が初来日と煽っておいて、
しかも夏休み期間の混雑が予想される展覧会なのに、

キャプションの文字がちっさいんですよ!!

作品の題名と作者名や、ちょっとした説明書きは、
作品の前に立ってそこから視線をずらせば読めて当然だし、
むしろ2~3人くらいが前に居るような位置からでも読めるのが普通だと思うんですが。
ちっとも見えないんですよね。。。
黒い地に白い文字だし。。。

これも作品の前に人だかりが出来てしまう一因ではないかと思います。




それ以外に不満はありませんでした。
展覧会自体はとても良かったです。

彫刻作品も多くて、
壁に絵画、部屋の真ん中に彫刻作品が配置されていると、
絵画だけが展示されているよりずっと、美術館っぽいな~って思います。

ちなみに、年代ごとに分けて展示がされているので、
最初の15世紀は聖母子または聖家族に関する作品が多いです。
彫刻が多いのもこのコーナーですね。





続いて15~16世紀の肖像画。

なかでも、
アルブレヒト・デューラーの「ヤーコプ・ムッフェルの肖像」
これすごい写真みたいでした。びっくりしました。





次の16世紀、マニエリスムの身体の章でも、
彫刻作品が多くなっています。
小さい作品の前では、またひとだかり。
小さめの彫刻作品は、絵画よりもさらに細かい部分を見ることになるので、
最前でじっくり見ないといけませんからねー。
しょうがない。





次に17世紀、絵画の黄金時代と名づけられた章で、
わたしもこの辺りが大好きなので、だいぶテンションが上がります。

ルーカ・ジョルダーノの「エウクレイデス」と「アルキメデス」、
これは迫力があります。

ヤン・ダヴィッドゾーン・デ・ヘームの
「果物、花、ワイングラスのある静物」、
こちらは、あまりの美しさに立ち尽くして見入ってしまいました。

正面玄関にも描かれていて、グッズにも多く取り上げられていました。


この章で、フェルメールの「真珠の首飾りの少女」が見られます。
その直前にある、小さな彫刻作品「シカ狩り」「イノシシ狩り」も、
すごくすごいのでお見逃しなく。
あの細いヤリがちょっと折れただけでもやりなおしだよね?
すごいです。

レンブラントの「ミネルヴァ」と、レンブラント派の「黄金の兜の男」も、
「真珠の首飾りの少女」と同じ部屋にオマケみたいに飾られていて、
えっ、こんな扱いでいいの?と思ってしまいます。


レンブラント派「黄金の兜の男」
「ミネルヴァ」もそうですが、闇と光の対比がすごいです。
特にこの黄金の兜の輝きと言ったら!

正直この写真じゃ伝わらないと思います。
暗闇の中でギラリと光る不気味なまでの黄金の輝き。

やっぱり、いくら写真やテレビで見知った作品でも、
実物を見ると伝わってくるものが全然違いますね。





18世紀、啓蒙の近代へ。
ここでは、ジャン=アントワーヌ・ウードンの、
ハイレリーフ?彫刻?が良かったです。
「死んだ鳥のいる静物」「エビと魚のある静物」。
すばらしいです。




そして第二部、素描。

こうやって試行錯誤してポーズや構図を決めるんだなー。
こんな線でこんな風に描かれるんだなー。

何となく、完成したすごい作品を見ていると、
初めからそれが完成品として存在しているような気になるけど、
作者があらゆる線や構図や色を試しながら、
悩み、苦しみ、時には投げやりに、創られたからこそ、
名作・秀作であるんだなぁと、改めて感じます。




たっぷり100点以上の作品を堪能したあとは、
特設ショップへ。
こちらは美術館入ってすぐのロビーに設置されているので、
チケットを持たない人でもグッズを購入することができます。


お土産。

あ!つい最近気付いたんですけど!

わたし、フライヤーとか出品リストとか、入場半券とか、
こうやって記念に買ってきたポストカードとか、
あの、捨てられない性質なので、
どうやって保存するか悩みつつ、
フライヤーとリストをまとめて折りたたんで、ポストカードはそこに挟んで、
本棚の端っこに突っ込んでたんですね。

でもこれだとあとで抜き出すときに違う紙も一緒に持っちゃったり、
ポストカードが抜け落ちちゃったりで、
ムキー!!てなることが多かったんですが、
どんな展覧会でも必ず売ってるクリアファイルに入れれば、
見た目にもわかりやすいし、取り出しやすいしきれいなんじゃないかと思って。

今回からポストカードだけでなく、クリアファイルも買うことにしました。

気付くの遅かったなー。



グッズは、図録やポストカード(けっこう充実)、
あと真珠の首飾りの少女のモチーフの、
トートバッグやスカーフ?ハンカチ?とか、タンブラーもありました。

マグネット、ふせん、一筆箋、といった一般的なものはもちろん、
あとはアルペンマンとのコラボ物とか、
真珠の首飾りをして黄色い毛皮を着たテディベアとか、
ドイツビールやお菓子類、ユーハイムとコラボしたバウムクーヘンなんかもありました。

グッズもなかなか充実してましたね。



会期は9月17日まで。
最後の三連休は大混雑だと思うので、避けましょう。。。
どうしてもそこしか行けない、という場合は、
開館前から一番乗りで並んで、人が押し寄せる前にさっさと見るか、
そこまでするのはしんどい、という場合は、閉館直前がいいかな。
人によるだろうけど、だいたい60~90分くらいで見て回れると思います。

東京展の次は福岡に巡回します。10月9日より、九州国立博物館にて。




このあとわたしは、
2年近い改修工事を経てリニューアルオープンした、
東京都美術館へ行きます。
それは、また次の記事で。

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